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インフレ率とは?日本はインフレが進んでいるのか?

投資
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みつママ
みつママ

今回は「インフレ」について学んでいきます。ここ最近、物価の上昇が気になってきましたが、日本はインフレが進んでいるのでしょうか?

インフレとは?

そもそもインフレとは何なのでしょうか。学生の頃、この言葉を聞くだけでも嫌になっていました。

インフレとは「インフレーション」の略。物価(モノやサービスの価格)が持続的に上昇することを言います。

反対に、物価が持続的に下落していくのを「デフレーション」(デフレ)と言います。

インフレになるとどうなる?

例えば、100円で買えていたペットボトル飲料が200円で売られるようになる。100円玉1枚では、飲み物すら買えない。

「物価が高くなる=お金の価値が低くなる」ということになります。

正しく言うと、「日本円の価値が下がる」と言うことになります。いわゆる円安。

円安になると、海外旅行にいく時にかなり費用がかかるというのが一番想像しやすいでしょうか。他にも海外の輸入商品が高く、なかなか手に入らなくなります。

しかしメリットもあり、海外から見ると「日本製品が安い」ので輸出業が好調になります。メイドインジャパンは今のところ信頼はあるので、更に需要は増えると思います。

しかも「物価が安いから日本は格安旅行が出来る」と観光客が増えるメリットもあります。コロナで観光客は見なくなりましたが、以前はじわじわと海外の観光客が増えているのを実感していました。

都内を歩いていると、よく道を聞かれていました。もちろん英語の出来ない私は、身振り手振りの対応でしたがww

円の価値が下がるとなると、「円で持っていると貧しくなるじゃん!」という考えが投資家の皆様ならパッと浮かんだと思います。

一千万の貯金をしていたとしても、円の価値が下がってしまえば意味がありません。

円ではなく、株式や金、不動産などのモノで持っていることが望ましいことが分かります。

インフレ率とは?

それでは、投資をするにあたって把握していたい「インフレ率」とは何なのでしょうか。

インフレ率とは、物価上昇の度合いを表す指標のことです。

日本のインフレ率は、2021年4月で0.14%

日銀が公表している「物価が安定した状態のインフレ率は2%」よりも下回っています。

インフレが進んでいたと感じていましたが、物価はあまり上昇していない様子。

国民はインフレ率が高いと感じている?

私と同じように、実際今の日本はインフレ化が進んでいるのではないかと感じている人も多い様子。

2020年12月に日本銀行は行った「生活意識に関するアンケート調査」で、国民が実感しているインフレ率は実際よりも高いという結果が出ています。

要因として考えられるのは、「景気が悪くなり、同じ値段であっても消費者にとっては高く感じてしまう。」ということが挙げられています。

コロナ禍で、給料やボーナスが減ると財布の紐がキツくなりますよね。それが物価が上がっていると感じてしまうそうです。

更に、私たちが一番身近な食料品が、コロナ禍での自炊需要の増加や悪天候によって一時的に物価が上がったことで「物価が上がっている」と感じてしまう方もいます。

ですが、株や不動産の資産価値は上がっているので「物価」の捉え方の違いも考慮しなければなりません。

世界的ではインフレに

世界を基準で見てみると、コロナ後はインフレ傾向になっている様子です。

アメリカでの2021年6月の消費者物価指数で見てみると、前年前月比で5%も上昇していました。

アメリカでは、コロナワクチンの接種が進んでいます。接種後を見据えて企業が先行投資をしています。ところが、国民の需要と供給が伴っていないため、値上がりが続いている様子です。

ですが、この状況は歴史から学んでいたようで「全て当初から予想済み」だそう。その事についてはまた後日記事にしたいと思います。(自分の勉強が追いつきませんでしたww)

なぜ日本は物価が上がらないのか?

それでは、なぜ日本は物価がなかなか上昇しないのでしょうか??

過去にインフレ率が2%になったのは1985年が最後。

要因の一つに「政府による価格統制」があります。

例えば、医療。診療・治療に関して全て診療報酬による点数制度が導入されています。介護も同じように点数制度があり、国立大学の授業料に関しても政府が制限をかけています。

それに比べて、アメリカなどでの国ではこれらの自由度が高く、政府が介入してないのがほとんどだそうです。

これらの水準が比較的低く、政治による価格統制が原因なのではないかと言われています。

負のスパイラルに

物価が上がらない「負のスパイラル」に日本はいます。

物価を上げられない→企業が儲からない→給料が上がらない→商品を買わない→物価を上げられない

という流れの負のスパイラル。

私たちの生活には、政府の制限が必ずしも入ってきていることは間違い無いようです。

やっぱり投資を

今回の記事を書くにあたり、感じたのは「本当のところはわからない」ということです。

物価が高くなっていると感じていましたが、数字的には微妙。ですが、インフレ化が進んでいる!という評論家の意見もありました。

もちろん、数十年前よりもインフレが進んでいるのは確かなことです。

本当のところは政府の考え方になってくるので、今後の予想はわからないというところが実際のところ。このインフレが一時的なモノなのか、これからも続きかなりのインフレ状態になるのか。

どちらにせよ、私たちが出来るのは「リスクの軽減」です。

いつインフレになっても良いように、株式投資や金への投資も頭に入れてポートフォリオを組んでいきましょう。

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