
こんにちは!以前、こちらのブログでも取り上げた「AT&T」。スピンオフをするとの情報が入りましたね!これを機に「スピンオフ」について学びました!
スピンオフとは?
「スピンオフ」とは?
連結子会社を親会社から切り離し、独立させること。
親会社の株主は、親会社・独立した会社の2銘柄を保有する形になる。
ってことは・・・親会社の株主にはどんな影響があるの?って気になりますよね。
我々株主が行うことは特にありません。が、気をつけたいこと。
- 独立した会社の株は、「一般口座」扱いになる
どの証券会社でも、独立した会社の株は一般口座扱いになってしまいます。
一般口座=確定申告が面倒。と思われる方が多いのではないでしょうか。
「一般口座はちょっと・・・」という方は、スピンオフの前に売却をするor保有したい方向ならば、売却後に再度特定口座にて購入するやり方もあります。
株価は暴落する?
理論上では、親会社から独立した会社の分の価値が下がることになるので、株価の下落にはつながります。
ですが、独立した会社の株式も保有することになるので、株式全体の資産価値は変わらないということになります。
あくまでも「理論上」ですが笑
AT&Tがスピンオフ!
AT&Tは、2021年5月に「ワーナーメディア」を分離して「ディスカバリー社」と統合する計画を発表しました。
統合は、2022年中頃に完了予定。
ディスカバリー社(Discovery,Inc.)とは、ニューヨークに本社を持つ米巨大メディア企業。ディスカバリーチャンネルの他、多数のケーブルチャンネルを抱える。
ワーナーメディアは今後どうなるのか?
指揮を務めるのは、ディスカバリー社のCEOであるデヴィッド・ザスラフ氏。
ワーナーメディアのCEOジェイソン・カイラー氏よりも業界に通じ、また作り手に近い人物だと映画界では評価が高く、期待の声が高まっています。
ワーナーメディアの巨大なライブラリと、ディスカバリーのノウハウと世界各地にまたがる作品を集結させ事業を展開させていくとのこと。オリジナル作品にも投資をしていく様子なので、これからが楽しみではあります。
AT&Tは今後どうなる?
長期投資家の中には、AT&Tをホールドしている方は多いのではないでしょうか。
このままホールドするのか、売却するべきか悩みますよね・・・。
現時点で懸念されていること・期待されていることを調べました。
減配する?
高配当重視だったAT&T。配当性向が100%を超えることもありました。
しかし、AT&Tはスピンオフを機に「40%〜43%」に変更すると述べています。
減配はどうしても悪い印象になってしまうので、株価下落につながります。
ですが、配当性向が高すぎるのも不安になってしまうところ。この方針が変わることは良いとも捉えられます。
もちろん安定すれば、増配は期待できるでしょう。
本業に集中できる
採算が取れていなかったメディア事業を手放すことで、本業の携帯電話事業に集中することが出来ます。
メディア事業・配当に回していた資金を、5Gなどの設備投資に割くことが出来ます。
ワーナーメディアは、約4年で手放すことになりました。ですが、このスピンオフを機に本業に集中して飛躍できることを期待しています。
売却するか・・・かなり悩みますが、冷静に判断したいものです。
とりあえず、私は今後のAT&Tにも期待をします!!

いかがだったでしょうか。スピンオフの情報が入ると株価は暴落し始め、売却のタイミングを逃しがち。焦って売却して後悔しないよう、悩む必要がありますね!!