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世界小売業ランキング1位「ウォルマート」西友子会社?楽天提携?

投資
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みつママ
みつママ

こんにちは!今回は世界的に有名なスーパーマーケット「ウォルマート」について、まとめてみたいと思います。

株価情報

2019年からの上がり方が綺麗ですね。

日本円にすると約15,000円程度。少額投資をされている方には、悩む金額かもしれません。

でもこれだけ大きい企業・将来性を考えると安いかと・・・。

企業情報

売上高60兆を超える

1962年に創業。売上高は60兆を超えると言われています。

60兆とはどれぐらい凄いのかピンと来ませんよね。

企業売上高(100万米ドル)
Walmart 523,964
Amazon.com158,439
Costco152,703
Schwarz group126,124
The Kroger CO121,539
2014年〜2020年6月末でのもの

上記の表は、デロイトトーマツグループが発表した「世界小売業ランキング2021」です。

ウォルマートがアマゾンを抑え、ダントツで1位です!ちなみに、日本企業は14位に「イオン」が入っています。

どれだけ凄いかが、このランキングで一目瞭然です。

「西友」が完全子会社?!

日本で有名なスーパー「西友」をウォルマートが子会社にしていました。

資本業務提携をしたのが2002年のこと。その後2008年に完全子会社にしています。

ですが、売り上げはなかなか伸びず・・・

2020年に西友株の85%を売却すると発表しました!

売却された株は、米投資ファンドの「KKR」と日本企業の「楽天」が取得しています。

ウォルマートは日本からほぼ撤退することになります。日本市場の魅力が感じられなくなったとか・・・分からなくもありません。

楽天と提携

そんな楽天とウォルマートは2018年に戦略的提携しています。

その頃はまだ西友がウォルマートの子会社だったので、楽天×西友で「楽天西友ネットスーパー」を展開。

そして日本初!ウォルマートでの商品が楽天を通して購入ができる「ウォルマートECサイト」も展開しています。

そしてウォルマートが楽天Kodo(電子書籍やオーディオブック、電子書籍リーダーなどを販売)を独占販売しています。

そんなことまで手を出しているなんて。ただの小売業ではない感を実感してきました笑

ウォルマートは、楽天を「Eコマースにおける圧倒的な優位性を持っている」と高評価しています。ありがとうございます。楽天が気になったからはコチラをどうぞ👇

今後の見通し

戦略の変更

従来のウォルマートは「ドミナント戦略」を掲げていました。

ドミナント戦略とは?

特定の地域・市場に集中的に出店をすることで、その地域・市場での知名度や集客を図り売上を上げていくという戦略。

ドミナント戦略は日常的に利用する、スーパーやコンビニなどに適していると言われています。有名なコンビニ「セブンイレブン」は、この戦略で成功しています。

しかし、近年の「ネット通販」の普及により、顧客がネットでの買い物に流れています。

ドミナント戦略は、接近戦のため店舗に来てもらわなければ意味がありません。

ネットでの需要に対応するため、小規模店舗の出店に強化しました。小規模店舗で隙間を埋めることで、速達・配送料も抑えることができます。

Amazon対策へ

2020年6月に「Shopify」と提携。ShopifyはEコマースショッピングプラットホームで、現在の使用者は100万人を超えると言われています。

この提携により、ウォルマートのマーケットプレイスをかなり拡大することが出来ます。

強豪Amazonへの対抗策。また、提携した時期がコロナ禍だったこともあり、Eコマースの需要はかなり増え売り上げもUPしました。

まとめ

大手スーパーとしか思っていませんでしたが、調べてみるとただのスーパーではありませんでしたw

時代に合わせた戦略。需要に合わせた早めの対応が、売上1位をキープする秘訣なのでしょうか。

正直、外国株は現地に行ってみないと実際のところどうなのか分からないですよね・・・。

株価や売上などの数値で見るのもいいですが、ありがたいことに楽天と提携をしているので

「ウォルマートグローバル楽天市場店」で検索すると、商品がみれます。

少し覗いてみるのも良いかもしれません。

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