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「コメダ珈琲」実はフランチャイズ経営だった!

投資
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みつママ
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コロナ禍でも黒字経営と話題の「コメダホールディングス」

詳しく調べたら、実はフランチャイズ経営だったことがわかりました。

企業情報

1968年創業・2004年設立。本社は愛知県名古屋市。現在、コメダ珈琲店は881店舗。コメダ珈琲店だけではなく、甘味喫茶「おかげ庵」を11店舗。そして「やわらか白こっぺ」というパン屋さんも2店舗展開しています。

株価情報

  • コメダホールディングス(3543)  2021年2月現在
    •  株価 1,940円
    •  最低売買代金 194,000円
    •  配当 43.00円
    •  配当利回り 2.62%
    •  自己資本率 33.71%
    •  PER 23.00倍
    •  PBR 2.70倍
    •  ROE 17.20%
    •  株主優待有・長期保有特典有

株主優待

100株以上の保有で、全国の店舗で使用できる「プリペイドカード」1,000円分✖️2回(計2,000円分)が貰えます。

権利確定月は2月・8月。

長期保有特典が追加

2021年2月から、長期保有特典が追加されます。長期保有特典の条件は「300株以上勝つ3年以上」で1,000円分追加されます。

飲食店は厳しいとされている中での、優待拡充です。

自動でチャージ

優待のプリペイドカードですが、自動でチャージされるという魅力が。優待券だと送料などもかかってしまうため、そういった所でコスト削減しているのでしょうか。

また自粛期間のことを考え、有効期限を1年延長しています。コロナ禍でも柔軟に対応しているのが分かりますね。

みつママ
みつママ

ざっくりだけど基本的な情報は分かったね。

では、なぜコロナ禍でも黒字をキープできたのでしょうか?

コロナ禍でも黒字なワケ

フランチャイズ経営

2020年12月の決算で大手カフェチェーンが赤字だったのにもかかわらず、黒字経営をしたコメダホールディングス。コメダホールディングスだけがフランチャイズ経営をしていたのが大きかった様子。

利用客が減ると、加盟側がどうにかして黒字を確保しようと奮闘します。テイクアウトやデリバリーにかなり力を入れた店舗が大きかったそうです。企業側の努力ももちろんあるかと思いますが、加盟側の方がかなりのかなりの努力をした結果とも言えます。

フランチャイズは、利益そのものが全て自社のものにはならない・人材のマネジメントが難しいというデメリットはあります。ですが、店舗開設にかかる費用を一部加盟側が負担するため、企業側の初期費用が抑えられるというメリットもあります。

店舗開設の費用を抑えられるため、店舗拡大がスムーズに出来ます。そして、複数の店舗があることで大量生産が可能になります。コスト削減につながるわけです。

駅から少し離れた場所へ

「カフェ=駅近」そしてメインの大通りに出店しているイメージが強いかと思います。ですが、コメダはあえてはずす。駅から少し離れた場所、そしてメイン通りより一本入った所への出店をしています。

これはコロナ禍でも黒字をキープ出来た理由の一つでもあります。家賃を抑えられている上に、密を避けて来店できるというメリットがあります。もちろんオフィス街への出店も少ないので、在宅ワークが継続されている中でもダメージは低いです。

感染対策に適していた

コメダ珈琲店のコンセプトは「街のリビングルーム」。その為、座席の間隔は少し広めに設定してあり、ソファーの背もたれを高めにすることで個室空間を出しています。

元々がそういった設定であった為、感染対策も容易に。また、席数も減らすことなく営業できました。

高齢者向け

正直、自分が初めてコメダを利用した時に思いました。「いつの時代のカフェ?」とww (すいません。)ですが、そう思うのも間違いないです。

高齢者向けに設定しているんです。あの赤レンガの外観、店内のソファーの感じ・・・。昔ながらの喫茶店って感じがしますよね。

それが高齢者にウケている様子で、平日の昼間に行くと駐車場がパンパンな上に、何組か待っているお客さんがいます。高齢化社会に目を向けた、素晴らしい方針かと思います。

今後の見通し

居酒屋の跡地へ

今後は、このコロナ禍で潰れてしまった都内の居酒屋跡地を狙っているという情報が。積極的に出店する方針の様子。

若者向けのパン屋

コメダ珈琲店を利用した方はご存知かと思いますが、パンが美味しいんです。自社で製造し、小麦粉もこだわったものを使用しているとか。

そんなパンに力を入れているコメダが、新しく「コッペパン」を作り、コッペパン専門店を新宿と岐阜に出店しました。

これがかなり可愛いです。若者が好きそうなフルーツサンドや小倉などの甘いものから、みそかつなどのおかずバージョンもあります。

高齢者をターゲットにしたと上記でお伝えしましたが、これは若者にもウケそうです。

まとめ

卸売業のPER平均は東証一部で21.59倍。コメダは現在23倍なのでまぁまぁ。自己資本率も悪くなく、PBRも2.7倍と文句なし!ROEは17%とこちらも問題はありません。(PER・PBR・ROEについてはこちら👈の記事を参考に)

このコロナ禍で注目を浴びたコメダですが、今後も店舗拡大と若い世代へのアピールに期待をしています。そして優待も手厚く、簡単に利用出来そうなので個人としては欲しい。タイミングを見て買おうと思っています。

みつママ
みつママ

いかがだったでしょうか。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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